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手術について
当院では、安全安心な麻酔・手術を行う為、手術前に血液検査など必要な検査をさせていただき、麻酔や手術のリスクをできるだけ少なくする努力をしております。手術は、術者、手術助手、麻酔係の3人体制 を基本単位として行っております。また難易度の高い手術は、増員体制をとり的確に対応しております。
滅菌操作は、人間同様に自動高圧蒸気滅菌機やガス滅菌機を使用しております。
手術時には、自動滅菌水と滅菌ペーパーそして滅菌ガウンと滅菌グローブを装着し人間の手術同様に完全滅菌にて手術に挑んでおります。
下顎の扁平上皮癌
直腸腺癌
手術実績の紹介
腫瘍外科
口腔内腫瘍切除(上顎・下顎切除等)、乳腺腫瘍切除、皮膚腫瘍切除、胸腔内腫瘍切除(肺・胸腺等)、腹腔内腫瘍切除(肝臓・脾臓・腎臓等)、膀胱腫瘍切除、尿道腫瘍切除(尿道膣吻合)、甲状腺腫瘍切除、断脚術、直腸腫瘍切除(直腸プルスルー)、副腎腫瘍切除 など
整形外科
各種骨折整復術、膝蓋骨脱臼整復術、大腿骨頭切除術、前十字靭帯整復術、股関節脱臼整復術 など
神経外科
頚部椎間板ヘルニア(ベントラル・スロット)、胸腰部椎間板ヘルニア(片側椎弓切除術)など
胸腔外科
動脈管開存症(PDA)、右大動脈弓遺残(PRAA)、肺葉切除術、心膜切除、横隔膜ヘルニア など
腹腔外科
胆嚢十二指腸吻合術、胆嚢切除、消化管吻合術、結腸亜全摘出、胃捻転整復固定術 など
泌尿器・生殖器外科
去勢手術、避妊手術、帝王切開、会陰尿道瘻、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石、前立腺膿瘍 など
一般外科
耳道切開術、全耳道切除(外側鼓室胞骨切術)、会陰ヘルニア整復術 など
症例紹介
交通事故による骨盤腔内の尿道断裂の症例
胆嚢破裂の症例
![syujyutsu_img_4](https://shiroyama-ah.com/wp-content/uploads/2014/01/syujyutsu_img_4.png)
開腹時に胆嚢破裂を起こし、胆汁が漏出していた。
その後、破裂した胆嚢を切除し快復した。
椎間板ヘルニアの症例
ひも状腸内異物の症例
手術実績
尿管開口部での閉塞(尿管瘤)
食欲不振で来院され、画像検査で腎盂拡大・尿管拡張が確認された。
膀胱を切開したところ、左右尿管開口部が閉塞・狭窄していたため、尿管を開口・拡大した。
術後、排尿障害は認められず、食欲も改善し経過良好である。
小型犬の橈尺骨骨折
レントゲン検査で橈尺骨の骨折が認められた。
プレートにより骨折を整復した。
子宮蓄膿症
![syujyutsu_img_7](https://shiroyama-ah.com/wp-content/uploads/2014/01/syujyutsu_img_7.png)
左右子宮角に大量の膿が貯留している。この後卵巣と子宮を摘出した。
胸腰部椎間板ヘルニア
膀胱結石摘出
異物誤飲による胃切開
頸部椎間板ヘルニア
幼犬の外傷性大腿骨骨幹骨折
犬の膝蓋骨内方脱臼
巨大腹腔内腫瘤
脛骨近位端骨折
会陰ヘルニア
若齢猫の中耳から発生した炎症性ポリープ
傍前立腺嚢胞
鼠径ヘルニア
鼠径部にこぶし大の腫瘤を認め、画像検査で鼠径ヘルニアと診断した。ヘルニア内に子宮と尿管が迷入しており、また水尿管が認められた。
手術にてヘルニアを整復し、経過は良好である。
異所性尿管
嘔吐を主訴に来院。画像検査により膀胱内に腫瘤が確認された。
尿路造影を実施したところ、右尿管の拡張が認められた。
手術にて異所性尿管であることが分かり、尿路を再建した。術後経過は良好である。
交通事故による骨盤骨折
若齢犬の脛骨成長板骨折
横隔膜ヘルニア
交通事故歴のある保護猫、呼吸が速いという主訴で来院。
X線検査にて胸腔内に消化管ガス像が認められ、外傷性の横隔膜ヘルニアが疑われたため手術を実施。
胸腔内に嵌入した臓器を整復後、欠損した横隔膜を腹横筋フラップ術にて閉鎖した。
術後は経過良好である。