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手術について

当院では腫瘍外科・軟部外科・整形外科を始め、毎月様々な手術を行っております。

当院では、安全安心な麻酔・手術を行う為、手術前に血液検査など必要な検査をさせていただき、麻酔や手術のリスクをできるだけ少なくする努力をしております。手術は、術者、手術助手、麻酔係の3人体制 を基本単位として行っております。また難易度の高い手術は、増員体制をとり的確に対応しております。

滅菌操作は、人間同様に自動高圧蒸気滅菌機やガス滅菌機を使用しております。
手術時には、自動滅菌水と滅菌ペーパーそして滅菌ガウンと滅菌グローブを装着し人間の手術同様に完全滅菌にて手術に挑んでおります。

下顎の扁平上皮癌

直腸腺癌

手術実績の紹介

腫瘍外科

口腔内腫瘍切除(上顎・下顎切除等)、乳腺腫瘍切除、皮膚腫瘍切除、胸腔内腫瘍切除(肺・胸腺等)、腹腔内腫瘍切除(肝臓・脾臓・腎臓等)、膀胱腫瘍切除、尿道腫瘍切除(尿道膣吻合)、甲状腺腫瘍切除、断脚術、直腸腫瘍切除(直腸プルスルー)、副腎腫瘍切除 など

整形外科

各種骨折整復術、膝蓋骨脱臼整復術、大腿骨頭切除術、前十字靭帯整復術、股関節脱臼整復術 など

神経外科

頚部椎間板ヘルニア(ベントラル・スロット)、胸腰部椎間板ヘルニア(片側椎弓切除術)など

胸腔外科

動脈管開存症(PDA)、右大動脈弓遺残(PRAA)、肺葉切除術、心膜切除、横隔膜ヘルニア など

腹腔外科

胆嚢十二指腸吻合術、胆嚢切除、消化管吻合術、結腸亜全摘出、胃捻転整復固定術 など

泌尿器・生殖器外科

去勢手術、避妊手術、帝王切開、会陰尿道瘻、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石、前立腺膿瘍 など

一般外科

耳道切開術、全耳道切除(外側鼓室胞骨切術)、会陰ヘルニア整復術 など

症例紹介

交通事故による骨盤腔内の尿道断裂の症例

胆嚢破裂の症例

開腹時に胆嚢破裂を起こし、胆汁が漏出していた。
その後、破裂した胆嚢を切除し快復した。

椎間板ヘルニアの症例

ひも状腸内異物の症例

手術実績

尿管開口部での閉塞(尿管瘤)

食欲不振で来院され、画像検査で腎盂拡大・尿管拡張が確認された。
膀胱を切開したところ、左右尿管開口部が閉塞・狭窄していたため、尿管を開口・拡大した。
術後、排尿障害は認められず、食欲も改善し経過良好である。

小型犬の橈尺骨骨折

レントゲン検査で橈尺骨の骨折が認められた。
プレートにより骨折を整復した。

子宮蓄膿症

左右子宮角に大量の膿が貯留している。この後卵巣と子宮を摘出した。

胸腰部椎間板ヘルニア

膀胱結石摘出

異物誤飲による胃切開

頸部椎間板ヘルニア

幼犬の外傷性大腿骨骨幹骨折

犬の膝蓋骨内方脱臼

巨大腹腔内腫瘤

脛骨近位端骨折

会陰ヘルニア

若齢猫の中耳から発生した炎症性ポリープ

傍前立腺嚢胞

鼠径ヘルニア

鼠径部にこぶし大の腫瘤を認め、画像検査で鼠径ヘルニアと診断した。ヘルニア内に子宮と尿管が迷入しており、また水尿管が認められた。
手術にてヘルニアを整復し、経過は良好である。

異所性尿管

嘔吐を主訴に来院。画像検査により膀胱内に腫瘤が確認された。
尿路造影を実施したところ、右尿管の拡張が認められた。
手術にて異所性尿管であることが分かり、尿路を再建した。術後経過は良好である。

交通事故による骨盤骨折

若齢犬の脛骨成長板骨折

横隔膜ヘルニア

交通事故歴のある保護猫、呼吸が速いという主訴で来院。
X線検査にて胸腔内に消化管ガス像が認められ、外傷性の横隔膜ヘルニアが疑われたため手術を実施。
胸腔内に嵌入した臓器を整復後、欠損した横隔膜を腹横筋フラップ術にて閉鎖した。
術後は経過良好である。